魚も眠る
睡眠欲があるのは人間だけではありません。
魚だって眠るのです。
魚類では、水槽の底に沈んで静止しているときにも脳波の変化はみられません。
さらに、レム睡眠は動物では低振幅の速波の脳波となりますが、筋トーヌスの消失があるので覚醒と区別できます。
こういう特徴も哺乳動物と鳥にははっきりと認められるのです。
は虫類はレム睡眠があるかどうか議論がありますが、現在、痕跡的なレム睡眠があるだろうという意見が有力ですね。
そして、両棲類や魚にはレム睡眠は存在しないそうです。
いいかえれば、レム睡眠は徐波睡眠が現われないと判定できないということになります。
脳波の変化を伴わなければ睡眠でないとすると、魚は眠らないということになりますね。
でも、睡眠時の脳波の変化は、いくつかの睡眠の特徴のなかで、新しく出来てきたものに過ぎないのです。
そのため、睡眠の進化という観点からは、睡眠の定義をもっとゆるやかにしたほうが良いと夢子は思います。