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2010年12月 アーカイブ

徐波睡眠とは

徐波睡眠は不活動期の代謝の低下した状態です。


これは恒温動物の高いエネルギー需要を埋め合わせるために進化したのです。


活動期の大切な反応性を維持するために十分に高い体温が保たれねばならないからです。


徐波睡眠はエネルギーを保存するための手段として進化したものであるとすると・・・


睡眠は、冬眠や夏眠(いずれもエネルギー保存過程として進化したもの)と類似の不活動状態と見倣すことができるでしょう。


覚醒時の不活動(速やかな反応が可能)から、羽根 布団での睡眠(覚醒可能)を経て夏眠や冬眠(覚醒が極めて困難)にわたる一つの連続体をなしていると考えることができます。


ある種の哺乳動物は休眠と呼ばれる状態に入ることにより、体温をあまり下げないで、食物の少ない寒い冬を生存することができます。


この休眠は、睡眠の期間が長くなったものに過ぎないのかも知れません。

睡眠とエネルギーの維持

ある恒温動物は冬眠しますが、ある動物は冬の間中活動できます。


これはその動物が冬でも食物を手に入れることができるからです。


大部分の恒温動物は夜間眠りますが、いくつかの例外があります。


非常に身体が小さくて放熱が激しい動物・・・


たとえばハチドリは、極端に寒かったり、日中十分な食物が得られなかった揚合は休眠状態に入り体温は環境温度と一緒に下がります。


しかし、エネルギー要求がそんなに強くないときには、休眠状態に入らず夜眠ります。


人間が高級 羽毛 布団で眠っているときのように、休眠状態のように外来刺激に反応できないという不利な点がありません。


また、トガリネズミも非常に身体が小さく代謝率が高い恒温動物です。


そのために24時間眠らずに食物をとり続けることによってエネルギー問題を解決しています。


結局、高い代謝率をもった恒温動物は絶えず食物をとるか・・・


そうでなければ、睡眠、休眠、冬眠などの無活動状態に入って代謝を下げて、エネルギー収支をつぐなっているのです。

神経質だと眠れない?

神経質という言葉は一般にもよく用いられ、感じやすく敏感な性格の人のことをいいます。


この性格の人は自意識が強く、要求水準が高くて、全てが完全でないと気がすまない、という完全欲をもっている反面で、わずかな精神的、身体的負担でまいってしまう弱い面(無力性性格という)をもっています。


こういう神経質な人は、自分の身体のちょっとした症状、頭痛とか胃腸症状などに敏感で、それをひどく気にします。


そういう状態を「心気症」とよんでいます。


このような神経質な性格の人は、不眠を訴えることが多く、これを「神経質性不眠症」といっています。


昼間にあった些細なことなどが気になって、寝つきが悪くなったり、羽毛 掛け 布団での眠りが浅くなったりします。


神経質な人の夜間の睡眠脳波は、正常人とほとんど変わらないという研究結果があります。


神経質症の人が不眠になると、夜、ベッドに入ってから、いつ寝つけるかということばかり気にします。


これは不眠に対する恐怖症といったような状態です。

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