徐波睡眠とは
徐波睡眠は不活動期の代謝の低下した状態です。
これは恒温動物の高いエネルギー需要を埋め合わせるために進化したのです。
活動期の大切な反応性を維持するために十分に高い体温が保たれねばならないからです。
徐波睡眠はエネルギーを保存するための手段として進化したものであるとすると・・・
睡眠は、冬眠や夏眠(いずれもエネルギー保存過程として進化したもの)と類似の不活動状態と見倣すことができるでしょう。
覚醒時の不活動(速やかな反応が可能)から、羽根 布団での睡眠(覚醒可能)を経て夏眠や冬眠(覚醒が極めて困難)にわたる一つの連続体をなしていると考えることができます。
ある種の哺乳動物は休眠と呼ばれる状態に入ることにより、体温をあまり下げないで、食物の少ない寒い冬を生存することができます。
この休眠は、睡眠の期間が長くなったものに過ぎないのかも知れません。