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2011年01月 アーカイブ

神経質だと眠れない? その2

神経質性不眠では、よく夜間の時計の音(最近は音の鳴る時計は少ないようですが)を憶えていて、3時の音も4時の音も憶えているから、一晩中ほとんど眠れなかったと訴えることがあります。


たとえ羽根 布団 通販で購入した気持ちのいい羽毛布団だとしても、です。


・・・しかし実際には、時計の音は憶えていたとしても、その他の時間はよく眠っていることが多いのです。


このタイプの不眠症の人は、本人はさかんに不眠を訴えますが、家族はイビキをかいてよく眠っていたということが多く、自覚的な訴えと客観的な睡眠状態とくい違っているのが特徴です。


次に、神経症性不眠という症例を紹介します。


M.0さん(35歳)男性会社員。


この患者さんは3年位前に軽い糖尿病があることがわかり、服薬をするほどではないが食餌療法が必要だといわれ、ずっと治療を続けています。


元来几帳面で、物事をキチンとしないと気がすまない性格なので、食餌療法もきめられた1800カロリーをキチンと守り、糖尿病のコントロールも順調にいっていました。


ですから糖尿病による症状は特にみられませんでした。


しかし、最近高校時代の同級生が、夜中にポックリ病で急死したという話をきいてから、不安になり夜眠れなくなってしまいました。

神経質だと眠れない? その3

羽毛 布団で夜眠っている間に死んでしまうのではないか、という不安がひどくなってくると訴えて来院されました。


来院時は、不眠が続いたためにやや顔色が悪く、疲れた様子でした。


抑うつ感や気力の減退などの抑うつ症状は、特にみられませんでした。


眠っている間に心臓マヒやポックリ病で死んでしまうのではないか、何か心臓の病気があるのではないか、という不安感が強くみられました。


そこで心電図や血糖値、肝機能、血中脂肪などの検査をしました。


心電図をとるというだけで脈拍が早くなってしまいます。


その結果心電図上は洞性頻脈を認めましたが、これは不安感などによって起るものですので、心臓には異常がないことをよく説明しました。


このM・0さんの不眠は、不安神経症による不眠のようなので、昼間抗不安薬を服用し、就寝前に睡眠導入剤を使うように話しました。


ところが本人は、睡眠薬をのんだらそのまま死んでしまうのではないか、薬がやめられなくなるのではないか心配だ、といって服薬を拒否しました。

神経質だと眠れない? その4

習慣性のほとんどない薬であることを説明し、昼間の抗不安薬だけでもまず服薬するよう説得しましたところ、一応3日間だけ服用してみるといって、3日分の薬を与えました。


3日後に来院した時は、初診時よりずっと顔色はよくなっていました。


それまでは電車やエレベーターなどに乗ってドアがしまると、途端にドキドキしてきて気分が悪くなっていたのが、昨日位からそういう症状があまり起らなくなったということです。


また夜間は少し落着かなくて、寝つきはあまりよくないといいます。


不安感が少し軽くなっていましたのでその日は抗不安薬とともに睡眠導入剤であるフルラゼパムを投与しました。


今度は素直に服薬することを承知しました。


その1週間後再度来院された時は態度もすっかり落着いて、夜も東洋羽毛工業で買った布団に入ってから30分位で眠れるようになった、と喜んでいました。


まだ自分ではばからしいと思うのだけれど、眠っている間にポックリ病で死んでしまうのではないか、という考えが浮んで困るといいます。

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