夢はゴミ?
かれらによれば、羽毛 ふとんでのレム睡眠のしごとは、覚曜中にとりこんだ情報のうち、神経回路網にとりついたあやまり、ないしは不要な情報を消去することである、という。
記憶の整理棚である脳の容量にはかぎりがあるので、いらないものを捨てる必要があり、その作業が夢となってあらわれる。
レム睡眠に特有のPGO波は、消去のための信号だという。
この考えは、コンピューターの情報処理機構と対比させるとわかりやすい。
しかし、わすれたはずなのに、同じ夢を何度も見るのはなぜか。
これについては、逆学習をほんとうの学習にさせるため、わざわざ起こす必要があるから、と歯切れがわるい。
それに、逆学習説は実験データとあわない、という反撃もある。
夢にフロイトのいうような価値はまったくない、と断定したところは精神分析の立場と対立したままだ。